広報企画のたかやまです。
先日、ふくらの杜で「スワッグづくり」ワークショップを開催しました。
講師は「Dry Flower Gallery 遊花」の上坂さん。
生花ならではの瑞々しい香り、とっても素敵な季節の草花を束ねていく贅沢なひとときです。
今回作ったのは、時間とともにドライフラワーへと変化していくタイプのスワッグ。
飾りながらゆっくりと表情を変えていく様子も楽しめるのが魅力です。
ご用意いただいたお花を一つひとつ紹介してくださいました。(すべてのお花を「この子」って呼ぶ上坂さんがカワイイんです!)
ちょうど今が旬のスモークツリー、フワフワ!
個性的なキウイのツル、ユーカリ、アワ、プロテアなどなど。
上坂さんが「今回の主役!」と言われたのが、シッサスオバータ(海外のブドウのツル)。
「この子をどう使うか…がポイント!」と言われ、ザワザワ…。
シッサスオバータは、髪の毛のように細~いツル。(上の写真右端の材料)
え?これが主役?…どうやって使うんやろ??
たぶん、皆さんも同じハテナが…。
初めて挑戦される方ばかりでしたが、「さぁ、やってみてください!」という上坂さんの言葉に、「え~~⁈難しい…‼」
あとで上坂さんにお話をお聞きすると、「私が見本をやってしまうと、皆さん同じように仕上がっちゃうから」と。
本当にそうですよね、お手本通りにしたくなっちゃいます。
スワッグや花束って、一見するとただ束ねたら仕上がりそうに思いますが、やってみて難しさや面白さを感じました。
「もししっくりこなかったら、一度バラバラにして何回でもやり直したらいいですよ」と上坂さん。
そうして悩みながらも、皆さんとっても素敵なスワッグが仕上がりました。
ほんのちょっと上坂さんにアドバイスをもらうだけで、「うわぁ~ほんとや!なるほど~‼」と驚くくらい見え方が変わるので不思議。
「癖がある子がいるとしたら、その癖に合わせてあげた方がキレイにまとまりますよ」と話す上坂さんの言葉にも、とてもジーンと感じるものがあった私。
上坂さんの想いのひとつに、特別支援学校の生徒さんたちの働く場について以前お話をお聞きしたことがあり、そのことを思い出しました。
ご自身のお店「Dry Flower Gallery遊花」さんを、特性のある子どもさんたちの働ける場になれればいいなとおっしゃっていました。
そんな上坂さんだからこその言葉のように感じました。
たしかに、キウイのツルやお花など、自然のものなのでひとつひとつ個性があり、どうやったらうまくまとまるかなと苦戦する方もおられました。
でも、仕上がった作品を見ると、どれ一つ同じスワッグはありません。
個性ある花材がそれぞれの魅力となって、「私のスワッグ、かわいい!」と愛着に。
完成した作品は、漆喰の壁に掛けると「素敵~~‼映える~‼」を大盛り上がりの撮影会を楽しんでいただきました。
私のスワッグも、も~それはそれは、大満足の仕上がりに!(自分的にね)
皆さんのご感想をご紹介。
・どんなふうにドライになっていくのか、楽しみに過ごしたいです
・大変楽しい時間でした。先生も素敵な方で、参加させていただきありがとうございました。
・楽しくて集中してしまいました!
・材料も素敵なものばかり。先生のお話もわかりやすかったです
・家にある花でもスワッグが作れるとは知りませんでした
・とってもかわいいスワッグが出来上がって嬉しかったです!
・難しかったですが、無心になれて楽しかったです
・色んな種類の花に触れられて楽しかった
出来上がったスワッグは、おうちのリビングなど、思い思いの場所に飾って楽しんでいただけそうです。
これから少しずつドライになっていく過程も、季節の移ろいとともに味わっていただけたら嬉しいです。
ご参加いただいた皆さま、上坂さん、ありがとうございました。
今後のイベントもどうぞお楽しみに!