『お疲れさまですっ!』

現場に到着すると威勢のいい声の挨拶。

 

愛知郡愛荘町。今、現場で打合せを行う前の男がいる。

西岡孝則31歳。

 

 

4月に上棟を終えたY様邸。

現場監督、担当設計、大工さん、電気屋さん、そして製材担当の西岡くんの姿が。

各現場ごとに行う『納まり検討会』が行われます。

 

『高さはこれで大丈夫?』

『ここに合わせて見切りを入れよう』『いや、こっちの方が見え方が綺麗じゃないの?』

『照明器具はこの位置かな?』『ここから配線を通していこう』

など、参加するメンバーから質問や意見が飛び交います。

配線の経路や外壁貫通位置、照明器具やエアコンの取付位置なども図面と照らし合わせながら確認。

 

納まりを検討した結果、寸法や木の種類を図面に書きとめていきます。

これを基に製材工場から材料を出し、大工さんが加工を行い現場へ配送します。

 

『ここの枠の見込みはこれぐらい必要』

必要な寸法の計算もパパっとお手の物。右手で電卓を弾き、左手で書き記す…

 

 

内保製材では、感響匠の会メンバーが一丸となって家づくりを進めます。

中でも木材を扱う製材担当者は、木材の魅せ方は勿論、家の耐久性も考え抜いた優れた目利きで、

適材適所の材料手配を行います。まさに家づくりの要。

 

 

 『プロフェッショナルとは、』

任されていることを、やり切れる人  ~西岡孝則~

 

 

 

 


   

3ページ (全12ページ中)