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【リフォーム補助金】J-クレジット制度って何?地球にやさしくお得にリフォームする方法とは

公開日:2025/07/01(火) 更新日:2025/07/01(火) アフターメンテナンスブログ「家守り日記」すべて

こんにちは、カスタマーサポートの藤です。

 

以前ご紹介した「住宅省エネ2025キャンペーン」 >(これで完璧!住宅省エネ2025キャンペーン)について、

多くの方からお問い合わせをいただいています。

実際に工事のご依頼をいただいて申請させていただいた方も。

ありがとうございます!

 

その中の「給湯省エネ事業」を申請する時、「J-クレジット制度」という制度が出てきます。

今回はお得にリフォーム!地球にやさしいJ-クレジット制度のお話です。

 

住宅省エネキャンペーンは申請する時に「共同事業実施規約」というものを

工事発注者(お客様)と工事施工者(工務店など)の間で取り交わします。

これは工事をご依頼いただくお客様と工事を行う内保製材で「補助金の申請もお願いします!」「喜んで!」と

確認点などそれぞれ同意し合ったので申請しますね、というもの。

 

給湯省エネ事業ではその共同事業実施規約に「クレジット制度への参加表明」というチェック項目があります。

J-クレジット制度制度に参加することへの意思を表明していること」が補助金を申請する条件になっています。

 

「これって何?」「なんで申請に関係あるの?」って疑問に思いますよね。

今回はちょっと難しそうなこの制度について、できるだけわかりやすく解説していきます!

 

 

 

J-クレジット制度ってどんなもの?

 

一言でいうと、

省エネ設備の導入や再生可能エネルギーの利用で削減できたCO2の量を「クレジット」として国が認める制度

です。

 

例えば、

 

  • 高効率の給湯器を設置する
  • 太陽光発電システムを導入する
  • 適切な森林管理を行う

 

などの取り組みによって「CO2の排出が減った量」を計測すると、国がクレジットとして認証してくれるんです。

このクレジットは「売ること」も可能で、環境問題への取り組みを進めたい企業などが購入します。

 

 (経済産業省HP「J-クレジット制度」より引用)

 

 

なぜリフォームの補助金と関係があるの?

 

実は、国が行っている補助金事業の一部では、

 

「あなたがクレジットを作らないなら、その分は国がまとめて取得・売却し、次の補助金の資金に使いますね」

 

という仕組みが採用されています。(※経済産業省の「リンケージ事業」)

 

つまり私たちが J-クレジット制度に「参加する意思を表明」することが、

将来の補助金事業の資金源や環境対策の推進につながっていくんです!

 

 

クレジットが生み出す“良いサイクル”

 

  1. 高効率な給湯器などを導入→CO2排出削減

  2. クレジットとして国が認証

  3. 国がクレジットを販売→売上を再び補助金の財源に

  4. そして次の補助事業へ!

 

それぞれの削減量は少しでも、とりまとめることで大きな量となって価値が生まれ、循環します。

そして省エネ設備の導入が増えて脱炭素社会に近づいていく。

なんてSDGsな取り組みなんでしょう!

 

 

まとめ:未来の地球と自分にやさしい選択を

 

J-クレジット制度」なんて聞くと難しく感じるかもしれませんが、

実際には私たちが行うエコな選択が、知らないうちに未来の地球を守る活動につながっています。

補助金を上手に活用しながら、

高効率な設備へのリフォームという「ちょっといい選択」をしてみませんか?

 

気になる方は、どうぞお気軽にご相談くださいね!