大門邦晃 自己紹介へ

想いをかたちにする設計

公開日:2026/07/02(木) 更新日:2026/07/02(木) 設計デザインブログ「日々是好日」すべて

こんにちは、設計の大門です。

最近は「UFC(うちぼフィットネスクラブ)」の一員として、ダイエットを頑張っています。お盆前までに減量し、今回は1位を目指します。

さて今回は、kokoti7月号「住まいの知っトク」に掲載した記事を、ブログでもご紹介いたします。
地域の風土やお客様の想いに寄り添いながら、感響の家で大切にしている設計の考え方についてお伝えした内容です。

感響の家が大切にしているのは、地域の風土に寄り添った家づくりです。

設計の際には、実際に建築予定地へ足を運び、光の入り方や風の流れ、周囲の景色まで丁寧に確認しています。
地域によって異なる気候や環境を読み解き、その土地に合った設計を行うことで、四季を通して心地よく暮らせる住まいが生まれます。

また、暮らし方は、お客様によって十人十色です。
だからこそ感響の家では、プランニングの前に「プランインタビュー」を行い、お客様の想いを丁寧にお聞きしています。

ご自宅へ伺い、どんな時間を大切にされているのか、どのように暮らされているのかを読み解きながら、表面的な要望だけでなく、「本当はこう暮らしたい」という想いまでくみ取っていきます。

設計として大切にしているのは、その想いをどう住まいに反映させるか。
お客様自身もまだ気づいていない価値を見つけ出し、想像以上の家づくりにつなげていくことです。

近年は、リノベーションのご相談も増えています。
「昔から家にあったものを、できるだけ残したい」そんなご要望をいただくことも少なくありません。

既存の柱や梁を見せたり、古い建具を再利用したり。感響の家では、ただ古い家を使いやすくするだけではなく、住み手の想いや、受け継がれてきた価値を大切にしながら、新しい暮らしへとつないでいます。

例えば、お客様のお住まいでは、既存の床柱を活かして床の間をつくり直す計画でした。
お施主様は当初、「天袋はなくてもいいかな」と考えておられましたが、解体工事の際に取り外した天袋の材料を確認すると、とてもきれいな状態で残されていました。
そこで、その材料を再利用して天袋も設けることをご提案したところ、「当初は考えていなかったけれど、提案してもらえてよかったです」と喜んでいただきました。


(材料を再利用した天袋)

建具も、メーカー製の既製品を そのまま納めるのではなく、地域の建具職人と一緒につくり上げています。
だからこそ、昔から家にあった建具や素材を再利用し、新しい住まいの中で生まれ変わらせることができます。
 


(既存の建具)


(トイレの室内窓として活かしました)

感響の家では、既製品ありきではなく、今あるものをどう活かすかを大切にしています。
受け継がれてきた素材や思い出に目を向け、それらを新しい空間へ自然になじませることで、古いものと新しいものが美しく調和する住まいが生まれます。

自分が描いた一本の線が、職人さんたちの手によって住まいとして形になっていくこと。
そこに、設計という仕事の大きなやりがいを感じています。
これからも、その一つひとつの積み重ねを大切にしながら、家づくりに向き合っていきたいと思います。

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