平山真紀 自己紹介へ

『日本の木の家大賞』コンテストへ参加!

公開日:2025/09/29(月) 更新日:2025/09/29(月) 設計デザインブログ「日々是好日」すべて

こんにちは。お久しぶりになります。設計の平山です。

朝夕と涼しくなり、日ごとに秋らしい凛とした空気になってきました。秋を楽しみたいですね!

 

今日は、『日本の木の家大賞』参加のご報告をさせていただきたいと思います。

『日本の木の家大賞』はNPO法人環境共棲住宅「地球の会」主催・第1回公募事業になります。

木造住宅・建物の設計発表の場で、木を活かした住宅デザイン・技術・暮らし方を評価していただける機会になります。

内保製材として初めてのコンテスト参加となりますので、昨年お引き渡しをした弊社社員・髙山邸【築100年大人時間を紡ぐ、町家リノベーション】を応募することにしました。

髙山邸は、築100年の町家を次世代へ残したい!という施主さまの強い願いを受けてリノベした建物ですので、伝えたい事は数々あります。

まずは1次審査のプレゼンボードの提出。「変えないことで守る」「変えることで続く」リノベの想いを詰め込んでいます。

 

 

なんと!

嬉しい1次審査通過のお知らせをいただきました(喜)

 

2次審査は、Zoomでのプレゼンテーションです。審査員は著名な建築家の先生方ですので、半端ない緊張感。資料もアレコレ相談しながら作成しました。

プレゼンの準備を進める中で、改めて木の家のよさや施主様の引き継いでこられた家への想い、酷暑の中現場を納めてくださった匠の会の皆様の顔が浮かび、感謝と共に振り返ることができました。

今となっては、懐かしい改修中の作業模様。

細部まで確認!朝日大工さん妥協がありません。

 

そして、2次プレゼン当日(Zoomにて)

 

緊張しましたが、なぜこの間取りになったのか!既存と新規の取り合いの難しさ、変えた所と残した訳など、設計意図を目一杯、伝えられたと思います。

 

結果はどうなるのかわかりませんが、『日本の木の家大賞』に応募した経験を活かし、施主さまへより良いご提案が出来るよう業務に取り組んでいきたいと思います。

引渡し後、髙山さんからの「家が薪ストーブだけで暖かく、エアコン1台で涼しい」「収納が諸所にあって片付く」「とっても快適!」との言葉がなによりも嬉しかったです。そしてこんなに素敵に暮らして下さっていることにも感激しつつ結果を待ちます。