飯尾誠 自己紹介へ

耐震について~震災より学ぶ~

皆さんこんばんは。

ここ数日、風がきつく目がかゆいのは私だけでしょうか...。
(この時期は「松」、「けやき」の花粉が飛んでいるそうです)

 

熊本、大分ではまだ大きな余震が続いています。
これ以上の被害が広がらないことを祈るばかりです。


震度7を記録した熊本県益城町は、損傷を受けた住宅のうち、
全壊は1026棟、半壊は4374棟だったそうです。

1981年以前に建てられた古い家屋の被害が目立つようですが、
一体何が違うのでしょうか?



昭和56年に大きく耐震基準が変わった

昭和56年(1981年)6月1日に建築基準法が改正され、耐震基準が大きく変わりました。
(1978年に発生した宮城県沖地震がきっかけ、6月1日以降に確認済証の交付を受けた建物は新基準)


建築基準法では、どの程度の地震の揺れに対する基準があるのかというと...

・昭和56年以前(旧耐震基準)の建物は「震度5強程度の地震でほとんど損傷しない建物」

・昭和56年以降の現行基準では「震度5の地震では、ほぼ建物に影響がでることはなく、
 震度6強から7の地震が起こっても建物が倒壊せず、中にいる人の安全が確保できる建物」
 (新基準では建物そのものの損傷よりも、建物内の人間の安全性を確保することに主眼が置かれています。)

であるということになっています。

※今回の地震は、震度5を超える地震が連続して発生しています。
 もしかしたら、今回の地震をきっかけに基準が変わるかも?


1995年に発生した「阪神・淡路大震災」の時にも多くの建物が損傷・倒壊しましたが、
被害を受けた多くが昭和56年以前に建てられた建物でした。

...つまり、昭和56年以前に建てられたかどうか?

が、大きな判断基準になります。

 

滋賀県内では、昭和56年以前の住宅を対象に、「無料耐震診断」を実施されています。

http://www.pref.shiga.lg.jp/h/kenchiku/kenchikushidoushitu/sumai/taishin/01shindaninhaken.html


また、市町によっては耐震診断の結果、倒壊の危険性が高いとされた木造住宅の
耐震改修工事等費用の一部を補助して頂ける事業もある様です。


昭和56年以前の建物に住まわれている方は、「耐震診断」「耐震補強」を
されることをお勧めします。
また、建物だけではなく、防災意識を高めておくことも非常に大切な事だと思います。


イイオ

1ページ (全85ページ中)