先日から急に寒くなりましたが、皆さん風邪など大丈夫ですか。

ワタシの自宅は、エアパスの家ではない(断熱のない土壁の家です)ので、もう、とにかく寒い!!!のです。

しかも、18年目のボイラー故障気味で、ワタシが深夜にお風呂に入ろうとすると燃焼エラーが頻発して・・・・・変えドキですね((+_+))

センムの川瀬です。

 

さてさて、今日は建築屋らしく、建築の話です。

パッシブデザインという言葉、ご存じですか?

家の造りよう(日射や通風などの工夫)で、実は、うんと過ごしやすい家が造れるんですね、

そんな工夫がなされた家のことを言うんです。 

パッシブハウスとも言います。

最近では、住宅雑誌でも、普通に目にするようになりましたが、内保製材が本気でこれに取り組み始めた10数年前には、かなりマニアックな部類だったんですよ。

でも、実はパッシブな工夫は、冷暖房や、断熱材などの建築資材が今のように高性能でなかった時代のうんと昔では当たり前の知恵と工夫でした。

深く、低い軒先も厳しい自然としっかりと向き合った必然的なデザインだったはずです。

当然ながら、現代の高性能+地域風土に合ったパッシブデザインを取り入れると、そりゃぁ、心地いい家ができますよね(*^_^*)

 

それが、感響の家の源流の一つです。

「深い軒」 と 「障子」 。

日本建築の伝統的なカタチですが。

これが、実にいいんです。

世界に誇れるニッポンの美しい文化のかたちと言ってもいいくらいです。

パッシブな側面と、影をうまく取り入れた陰と陽の奥ゆかしい表情を演出できます。


感覚的なものですが、そんなところで育つと知らない間に感性豊かになってしまうというすぐれものではないでしょうか(^^)


住んでるだけで、こころ豊かになる。

そんな、地域の人たちを増やしたい。

そんな人たちが地域にたくさんいれば、地域がこころ豊かな活気にあふれるんじゃないか?


そんなことを夢見ながら、内保製材では、毎朝朝礼で  「地域づくりに貢献する!」 と

みんなで大声張り上げて活力にしています、本気で。


少々ウザい投稿を読んでくださってありがとうございます<(_ _)>

↓朝日の差し込む冬の朝礼前の深い軒の縁側+障子の 七変化の写真です↓

(暮らしギャラリーふくらの杜)




暑い真夏にはまったく日が当らない涼しい室内に、冬はこんなにも・・・。

こんなに深い軒なんですよ。