藤幸子 自己紹介へ

家守り日記 その15 ペットと暮らす無垢のお家

こんにちは、カスタマーサポートの藤です。

 

私は定期点検などでオーナー様のお宅へ訪問させていただいているのですが、

「いろんなお家の暮らしを見られていいですね」と以前訪問したオーナー様のところで仰っていただいたことがあります。

例えばどんなインテリアを使われているのか、収納術や普段の生活のポイントで気を付けているところは、など

他のお家の暮らしは確かに気になるところですよね。

以前、「木の家の室内で犬や猫を飼っておられる方は、ペットのための工夫やキズ対策をされているのか聞いてみたい」とのお声がありました。

そこで今回は「無垢のお家でペットと暮らすポイント」についてご紹介いたします。

 

 

心とからだにやさしい平屋の木の家」ではワンちゃんが歩きやすいように、との思いで桧より柔らかい杉のフロアを採用されました。

キズがつくのが気になるとのことで、今では透明のマットを敷いていらっしゃいます。

知り合いの家具屋さんに特注でお願いされた無垢のペットゲージが無垢のお家によく似合いますよね。

 

 

子どもと愛犬がのびのび暮らす木の家」ではくつろぎの間の一角に広いワンちゃんスペースを設けられました。

ゲートで仕切りを設けつつもワンちゃんが自由に出入りできるようにされています。

こちらのお家でもワンちゃんスペースとその付近はマットを敷いてらっしゃいます。

普段気を付けてらっしゃるのは「滑らないように足裏の毛をカットしてあげる」こと。

足裏用のバリカンを購入してお手入れしてらっしゃいます。

 

 

ネコちゃんとお暮らしになられているお家でもやはり気になるのは床のキズとのことで、

先日1年点検でお伺いしたお宅では玄関から2階までコルクマットを敷いてらっしゃいました。

2階の吹き抜けから梁に飛び乗らないように、縦格子手すりの格子の間を下のほうだけ埋める、という工夫もされていらっしゃいます。

(イメージ図 縦格子の間に3cm程の高さの木材を置いて、煙突横の梁をネコちゃんが渡らないようにされています)

 

3匹のネコちゃんとお暮らしですが、やんちゃなのは一番若い1匹だけとのこと。

成長とともに工夫もいらなくなるのかな、とお話してくださいました。

 

 

また、10年点検でお伺いした別のお家でもネコちゃんとお暮らしですが、特別なことはされていません。

ネコちゃんの抜け毛が気になられるとのことでフローリングワイパーをこまめに使われているそうですが、床がツヤツヤ!

ドライタイプのものと併用してウェットタイプのものも使われているそうです。

基本的に、ウェットタイプのものは含まれる薬品が無垢床を変色させてしまう可能性があるため、使用をおすすめしていないのですが

使われていたシートの成分は、「水、界面活性剤」とごく単純なもの。

無垢床に水分が残ってしまうのはよくないので日常的な使用はおすすめできないのですが、

使われる頻度がちょうどいいくらいなのかもしれません。

ネコちゃんとお暮らしだからこその恩恵ですね。

 

 

実は我が家でも昨年末、初めて室内犬をお迎えしました。

犬種と時期にもよるのでしょうが、気にしていた抜け毛は今のところほとんどなく、

問題なのはおしっこ…なかなかトイレを覚えてくれません。。。

無垢のお家でのペットのおしっこ問題、気になる方もいらっしゃると思うので調べてみました。

 

 1. 粗相をしたらすぐに拭く!
 何よりも粗相をしたらすぐに拭く!を心がけてください。
 新建材のフローリングと比べて無垢床は水分を浸透しやすいので、より注意が必要です。
 でも、すぐに拭きとればシミにもなりません。
 拭きとった後はエタノールや1:1で希釈した酢水を吹きかけて拭き掃除をします。

 2. シミになってしまったら
 無垢材用クリーナー・耐水ペーパーを使ってシミ落としをすることができます。

 3. 漆喰壁へのシミ
 漆喰自体に消臭効果はありますが、シミ汚れは台所用漂白剤で消すことができます。
 水で希釈してから雑巾などにつけ、汚れになじませるように叩いてください。
 シミが強い場合はすぐに消えないので、様子を見ながら何回か試してみましょう。

 

残念ながら我が家は新建材のお家なので、「2」の方法を試してみることができず…

ふくらの杜の水汚れでまずは試してみて、ご紹介します。

オーナー様で「うちで試してもいいよ」という方がもしいらっしゃいましたら、ご連絡お待ちしています!

 

 

 

 

2ページ (全94ページ中)