大きな吹き抜けで開放的に。ペレットストーブのあるあたたかな暮らし。
長浜市Y様【暮らしのインタビュー】
お客様の声|すべて
◇長浜市 2015年12月竣工
◇ご家族:ご夫婦+お子様3人
田舎建ちのお住まいの一部をリノベーションされて、2年10ヵ月。
住まいづくりや現在の暮らしについてお聞きしました。
リノベーションのきっかけ
リノベした家は築浅ではあるものの、四つ間のある田舎建ち特有の寒さや使いづらさがありました。
リノベを考え始めたのは、まだ幼い子どもが、これから物心がつき、育っていく中で、生活のしやすさはもちろん、家族の存在がお互いに感じられる空間で暮らしたいと思うようになったからです。
(母屋はそのままに、つながる「はなれ」をリノベーション)
「こんな家もいいな」
妻の友達数人のお家が内保製材さんで建築されていて、妻が時折遊びに行っていました。
リノベを考えはじめて工務店さん巡りをする中で、「こんな家もいいな」というのもあって、見学会に何度か参加するようになりました。
「暮らしが見えるようなパース」が決め手に
当初相談している中で「ああしたい、こうしたい」という具体的な思いが明確に伝えられずにいましたが、何度かの打ち合わせの中で、一枚の宅内のイメージ図を出してもらえました。
一目見て、これからの暮らしが見えるようで「この暮らしがいい」と思えるものでした。
またその時のアドバイザーの本庄さんとの話では、家族の暮らしはもちろん、湖北に住まう暮らし方など、家づくりについて得心するところがたくさんありました。
そんなやりとりも、信頼を寄せることができ、決め手の一つになったように思います。
スタッフさんや職人さんのこと
関わっていただいた方みなさん、いい方たちばかり。
工事が始まってからもアドバイザーさん、設計さん、監督さんに、大工さん、電気屋さんなど、他の職人の皆さんも、私の漠然とした「こうしたい」という思いをしっかり受け止めていただいて、どうすればいいか、次々にアイデアを出していっていただけました。
本当に細かなことをたくさんお願いしましたが、すべてに応えていただけました。
一つひとつ、職人の皆さんのアイデア満載です。
造作中はいつもそんな相談をしていて、「家を作っていく」とても楽しい時間を過ごすことができました。
家族みんなで居られる空間が一番
リビングを見渡せるよう、アイランド型に近いキッチン・ダイニングの配置にしました。
どこにいても家族を感じることができ、とても気に入っています。
また、将来子どもが自分のスペースを持ちたいと思うときにも、一つの空間でお互いを感じられたらと、リビング上の吹き抜けの2階に長い机を造作してもらいました。
今は、2人ともダイニングテーブルで勉強しているので、2階に上がったスペースは、いい遊び場になっています。
また、軒出の大きい庇にウッドデッキを付けたことで、庭も含めて子どもたちの遊び場になっています。
キッチンからも少し見え、声も聞こえるので、外で遊んでいても気配を感じられます。
兄弟でサッカーをしたり、冬に雪が積もれば、雪だるまやカマクラを作ったり、そり遊びをしたり。
楽しい空間になっています。
リビングが東に面していて、ソファに座ると伊吹山の稜線が見えます。
朝起きてカーテンを開け、ソファに座わりまったりしていると、白み始めて稜線から日が昇っていくのを見るのも楽しみの一つです。
季節ごとに日の昇る位置や時間が変わっていくのを感じています。
2階の長机の前に付けた窓からも、気晴らしに伊吹山を見られる配置にしてあります。
また、真っ白な漆喰壁には、子どもたちの描いた絵がとても馴染み、たくさん飾っています。
自然の木の床も足に心地よく、リノベ後に生まれた末の子が今、気持ちよくスイスイ床を泳ぐようにずり這いを始めています。
田舎建ちの外観だけれども、室内は別世界の仕上がりに。
「ここまでできるんだ」と今でも思っています。
機能的で便利なペレットストーブ
着火も消火もスイッチ一つで灯油ストーブ並みの手間と機能でとても便利です。
オール電化で、火を見るということがほぼなくなりそうでしたが、子どもたちにも火を見せることができています。
たぶん、どこかで、いい影響があるのではないかと、根拠のない期待をしています。
大きな吹き抜けにしましたが、ペレットストーブのおかげで暖かに過ごせています。
リノベした部分と、しなかった和室の気温差が数度もあって、リノベ後は、底冷えを感じることはほぼなくなったように思います。
これからしてみたいこと
大きな本棚を造りつけてもらっているうち使っていない棚があるので、子どもたちの写真をお店のディスプレイ風に飾っていきたいなと思案中です。
先日庭の木を伐り、芝生の場所を広げてみました。
もう少し、子どもと遊ぶ空間づくりをしたいなと、DIYを始めつつあります。
あれやこれやと頭の中で考えているのが今、楽しい時間です。
取材後記
家族がいつも繋がって居られることが一番。
そんなお施主様の思いが随所に感じられるお住まい。
これからますます、暮らしの幅が広がりそうな、わくわくするY様邸です。(取材・文:広報企画 北川)
- お客様の声
- 木の家の暮らし写真展