大好きなものに囲まれた、愛猫のいる暮らし
彦根市K様【暮らしのインタビュー】
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◇彦根市K様邸 2015年3月竣工
◇ご家族/ご夫婦・お子様・お母様・猫ちゃん
地元の方に今も愛される食料品店を営まれているK様。お店は奥様とお母様で切り盛り。
お店の隣にお住まいを建てられて4年半、ご家族の現在の暮らしをお聞きしました。
家で「ゆっくりする」時間が楽しい
若い頃に楽しんでいたレコードやギターなどの趣味。ようやく再開することができました。
オーディオも新調して、二階のロフトにたくさんのレコードを並べています。
好きな音楽を聴きながら書斎に座っている時間がとても落ち着きますね。
ゆっくりする時間をこの家で叶えることができました。(ご主人)
大好きな緑に囲まれて
庭いっぱいに、いろんなお花を植えて楽しんでいます。
どんな植物がこの家に似合うかな?と考えながら庭いじりをする時間が幸せです。
夏には朝顔のグリーンカーテン、これからはモッコウバラなんかも育ててみたいですね。
家の中にももっと置きたいけれど、トト(愛猫)がイタズラするので(笑)
ちょっと控えめにしています。(奥様)
一番リラックスできる場所
満90歳になりますが、今も隣のお店で仕事をしています。
この家のリビングは、家族の顔が良く見えて嬉しいですね。ホッとリラックス出来ます。
以前、外でうっかり転んで大腿骨を骨折してしまったんです。
退院した後、この家は段差もなく、手すりもちゃんとあって本当によかったなと思いました。有難いですね。(お母様)
お気に入りの玄関
天井を低くし、落ち着いた玄関にしました。
玄関土間には大きい収納スペースを作ってもらったのでスッキリと片付くのも嬉しいですね。
一部をガラスにしたのも良かったです。
小物を飾る楽しさもあり、光が入る感じも好きです。
玄関正面の壁には、日本画を飾っています。
これは姉が描いたもので、季節に合わせて変える楽しみもできました。
アールになった縦格子のフェンス
外構もとっても気に入っています。アールのラインが好きですね。
家の前は車の通りが多いですが、移植してもらった金木犀と板塀がちょうどいい目隠しになって、道路際という感じがしないんです。
信号待ちで何度か見ていたという方が「お家を見せてほしい」と訪ねてこられたことも。
前を通るたびに「どんな家なのか」「どこで建てたのか」気になっていて、意を決して来られたようでした。
そんな風に感じてもらえて嬉しいです。
猫と暮らす
この家を建ててから我が家に来たトト、一番涼しい場所、あたたかい場所をよく知っています。
夏は玄関のたたきや薪ストーブ前の石タイル、どこが気持ちいいかわかっているんですね。
ちょっぴりやんちゃで、網戸を引っかいて破ってしまうので、脱走防止ガードを手作りしました。
家中の網戸に取り付けています!
トトは、1階から2階まで家中を駆け回って楽しんでいますよ。
薪ストーブライフ、楽しんでいます
建築中から薪人会(内保製材の薪ストーブユーザーの会)に入って、ベテランユーザーさんに点け方のコツなど教えてもらっていました。
2年目くらいまでは不安なこともあったけれど、薪人会で情報交換できたのは有難かったです。
これからもっと会員が増えていくと嬉しいですね。
薪割りは体力勝負で大変ですが、棚いっぱいに並んだ薪を眺めるのは至福のひとときです。
安心感のある太い柱
以前の住まいは築50年近くになっていて、これからの暮らしを考えると段差のない家がいいなと思っていました。
木や漆喰など「安心できる材料」も大事な要素でした。
内保さんの家は、柱や梁がどっしりと太い、それが決め手になりましたね。
柱が見えているのが好きなので、真壁造りに。床も深いあめ色になるのが楽しみです。
社長さん、専務さんも誠実そのもの。そういう人柄の良さがにじみ出ていました。
材料も人も、本当に「値打ちがある家」だと感じています。
取材後記
「近江の麻」の加工場にお勤めのご主人が選ばれた麻のれんは、玄関や和室などにしっくりと馴染み、暮らしにあたたかさを添えていました。
家中を楽しそうに駆け回る猫のトトちゃんと、その様子を見つめるご家族。
楽しみがたくさん詰まった、本当にこころ豊かな暮らしだなと感じました。(取材・文:広報企画 高山)
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