エアパス工法
自然の力を活かして、夏涼しく冬暖かい住まい
感響の家は、人の感性を大切に育む家です。住まう人に自然の光や風の中で、季節の変化を感じながら暮らしてほしいから、私たちは、「エアパス工法」を採用しています。
高気密高断熱の家もいいかもしれません。けれども、それは閉め切った室内でエアコンに頼る暮らしです。自然の風や光を直接肌で感じることはできず、季節の移ろいも感じられません。夏は涼しく、冬は暖かく過ごしたいけれど、自然の変化を読み取る感性も大切にしたい。それを両立できるのがエアパス工法です。エアパス工法は、自然の力を活かして、暑さ・寒さをやわらげます。
3つの工法特性を併せ持ったエアパス工法の家。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
夏は涼しく、冬は暖かい「夏冬可変型」の家。
夏と冬の切り替えは建物内の引き子を上げ下げするだけの簡単操作
夏、開けます。太陽光線により暖められた外側空気層の空気は、温度が上がり暖められると上昇する性質を持っています。その空気は上昇気流となり室内に入り込む前に小屋裏から外に出て行きます。上昇気流は夜冷やされた床下の涼しい空気を家全体に引き上げます。 |
![]() |
冬、閉じます。太陽光線を受ける面の外側空気層は集熱層となり空気を暖めます。暖められた空気は上昇し建物内に入り込みます。太陽光線を受けない側は冷えているので下降し、逆止弁がついているため停滞している空気層になり断熱効果を助けます。暖められた空気は全体に行き渡り建物を暖めます。 |
エアパス工法5つの効果
![]() |
冬暖かく、夏涼しいエアパス工法は、冬、太陽熱と生活熱によって温められた空気が壁体内を循環します。その熱が土間コンクリートなどの蓄熱体に蓄えられ、夜間に放出されます。また夜間は、壁体内の空気が止まり、保温効果がプラスに。表面温度が均一に高められるため、室温が低めでも寒く感じません。 |
![]() |
壁内を太陽熱と生活熱による 日中、蓄熱体(土間コンクリート・石膏ボード)に 夜間は空気の循環が止まり二重の空気層が 表面温度(床・壁・天井)が均一に高まる 室温が低めでも寒く感じない。 |
壁体内の熱気と湿度を上昇気流にのせて 夜間、蓄熱体(土間コンクリート・石膏ボード)に 表面温度(床・壁・天井)が均一に低くなる 室温が高めでも暑く感じない。 |
Point
身体が暑い、寒いと感じるのは、風の流れや湿度等が同条件であれば、空気温度(室温・外気温)と同じくらい、表面温度が大きく影響しています。従って、表面温度が夏は低く、冬は高い方が、冷暖房に頼らずに過ごせます。
![]() |
湿気を上手くコントロール冬、一般の押入は冷たく湿りがちですが、エアパスの家は壁体内を暖かい空気が流れています。そのため湿気も少なくなり、押入内部が冷たくならず、布団も冷たくなりません。 |
![]() |
![]() |
さわやかな室内空気一般的な住宅は、床・壁・天井に断熱材を詰め込んで断熱性を高めていますが、エアパス工法の家は、壁体内を空気が流れているため、圧迫感や息苦しさはなく、室内もさわやかな空気に包まれています。 |
![]() |
![]() |
各室の温度差を解消エアパス工法は壁体内を空気が循環し、冬期は南側で温められた空気が暖かさを北側に運びます。逆に北側の空気は南側に運ばれて温められ、徐々に全体に暖かい空気が運ばれていき温度差を解消します。また土間コンクリートなどの蓄熱体に蓄えられた熱が夜間に放熱。このため、使っていない部屋や北側の水回りでも温度差がなく、家中がほぼ均一な温度になります。冬の朝、脱衣室やトイレがヒヤッとすることはありません。 |
![]() |
建物の長寿命化に貢献エアパス工法は、家中の壁が連通しているため、湿気がこもる箇所がありません。そのため木材(柱・土台)が流れる空気に触れており、また床下の温度が高めで湿度も低いため、木材の腐朽・劣化を軽減します。 |
エアパスの家をもっと詳しく知りたい方はこちら